高齢で帰国できず、難民に? オーストラリア
104歳の中国人女性にオーストラリア永住権 | Excite エキサイト
オーストラリア政府が8日、104歳になる中国人女性に永住権を与えた。
これがニュースになるのは、彼女がビザ申請に失敗して、国外追放の危機に直面していたからだ。
ツイ・ユー・フーさんは1995年に12ヶ月の観光ビザで入国して以来、オーストラリアに居住しつづけ、不法滞在の状態だった。今回の措置で、本人は勿論、人権団体も安心し、オーストラリア政府も批判を免れることで一安心している。

事の起こりは、フーさんが中国に帰ろうとしたとき、あらゆる航空会社が高齢で危険だという理由で彼女の搭乗を拒否したことに始まる。さらにその後、不法滞在だという理由で高齢者向け親用ビザの発給が拒否された。
(フーさんには1996年以来オーストラリアに住んでいる養女がいるが、中国に家族や友人を残して、他に身寄りはいない。)

火曜日、政府のビザ発給拒否に対しての不服申し立ては却下された。原則上、この決定は彼女の国外追放へとつながるものだったが、アマンダ・ヴァンストン移民相は行政上の裁量権を行使してフーさんにビザを発行した。
フーさんの事件は、オーストラリアで不法入国者の強制送還や厳しい移民法が世間の関心を集めるなか起こった。

先月、精神障害を持つオーストラリア人で39歳のコーネリア・ラウさんが、入国管理局に10ヶ月のあいだ拘留されていたことが発覚した。彼女はドイツからの不法入国者に間違えられたのだ。

移民支援者によれば、ラウさんは一日20時間にわたって独房に監禁されていたという。
オーストラリアは厳しい移民政策を実施して人権団体から批判されているそうだが、この政策はアジアの密入出国請負業者を阻止することを目的としているそうだ。

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by kiyoaki.nemoto | 2005-03-09 15:10 | ニュース
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