米軍、ブルガリア兵をも誤射 イラクで
CNN.co.jp : 米軍、また誤射か イラク南部でブルガリア兵士が死亡 ? - ワールド
c0026624_19562661.jpg武装勢力から解放されたイタリア人女性記者を乗せた護送車に米兵が発砲し、記者が負傷、同乗していた治安当局員が死亡した事件が起きていた同じ頃、イラク南部でも米軍による誤射事件が起きていたというニュースが報じられた。

4日、イラク南部でブルガリア軍の兵士が米軍部隊からとみられる銃撃を受けて死亡したとスビナロフ国防相が発表した。
スビナロフ国防相が会見で語ったところによると、死亡したのはガルディ・ガルデフ兵士。同兵士らはパトロール中に西方から銃撃を受けた。調査の結果、同じ方向へ約150メートル離れた地点に、米陸軍の部隊がいたことが判明したという。「誤射による死亡と判断する十分な根拠が見つかった」と、同国防相は説明した。
この誤射が事実だとすると、バグダッドの事件も意図的にイタリア人を撃った訳ではないというアメリカ側の言い分に説得力を添えるが、その反面、米軍は日常的に誤射を繰り返しているという事にも成ろう。
ブルガリア軍が行動しているイラク南部というのが何処かは不明だが、サマワの近くでないことを祈ろう。

【P.S.】この事件を受けて、ブルガリアのパルバノフ大統領はアメリカ大使を呼び、「現地に駐留する多国籍軍の連携に問題があることを示している」と抗議し、徹底的に状況を調査するよう求めた。また、ブルガリア軍の参謀総長がアメリカのマイヤーズ統合参謀本部議長に調査と再発防止にむけた対策の強化を要請したと報じられた。
イラクへ500人の軍隊を派遣し積極的にアメリカを支援してきたブルガリアも、国内では派遣に反対の声が根強く、現政権への反発が強まることも懸念される。

【P.S.】「厳密な調査、懲罰を」 米軍誤射でブルガリア大統領 - asahi.com : 国際の記事によると、兵士の内部告発があった模様。
事件の数日前に米軍は両軍の連絡会議を提案したが、ブルガリア側の都合がつかなかった。このため、ブルガリア軍は米軍が設置した無線通信所の位置を、米軍はブルガリア軍の巡回経路などを把握していなかったとみられる。

 事件は4日夜、ブルガリア軍が巡回中にイラク人の乗った車両を制止したが、止まらなかったため威嚇発砲した。直後に、約150メートル離れた米軍の無線通信所から米兵による激しい銃撃が始まった。書き込みは米兵が攻撃を受けたと勘違いした可能性を指摘し、ブルガリア兵は「米兵の存在を把握していなかった」としている。

【P.S.】【ブルガリア兵射殺、米軍が誤射認める…イラク】の記事で、移動目標への訓練が不十分で誤射が起きたと米軍が正式に認めた。

関連:【解放されたイタリア人を米軍が誤射
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by kiyoaki.nemoto | 2005-03-07 23:16 | ニュース
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